今回も施術症例を。。。
高校生の頃から顎関節症で口を全開する事が出来ない、この時は指二本分がやっと。(50代女性)
ここ最近特に酷くなって開かないし、噛むと顎に痛みが出る。
今回も一通り検査して
私の初見では顎よりも股関節の動きに問題ありそうという判断
股関節の動きを改善するような体操をしてもらいました(3分くらい)
はい。んじゃ、口開けてみてください。
患者さん「えー?!?!?!なんで??普通に開く!!!」
はい。ナイスリアクションありがとうございます(^^)
今回は左右の股関節の動きにだいぶ差があったので、それをカバーするように無意識的に上半身に無理な力が入ってしまい、顎関節が動き辛くなっているようでした。
その方は医療関係のお仕事についておられる方でこれまでも病院や歯科でも診てもらってたけど、中々治らないとのことで来院されました。
が、なんで、何十年も分からないんだろう??と、逆に不思議でした(汗
自慢するとかではなく、わたしの中では当たり前のことだったので、何十年も治らなかった症状が!!とか言われても逆に違和感でしかないわけです^^;
顎など、症状が出ているところだけを診るんじゃなくて、全体をふわっとみてみると意外と早くに解決するかもしれませんね( ^ω^ )
今回は股関節だっただけで、患者さんそれぞれで原因は違うと思います。
その患者さんのタイプによっても施術方法は様々なので今回の施術がみんなに当てはまるわけではございませんので悪しからずm(_ _)m
症状に集中しているうちは自然治癒力が働き辛いと言いますし、その患者さんが思ってもいない股関節の動きに集中することで自然治癒力が最大限に働いてくれて治っただけかもしれませんけどね( ̄▽ ̄)笑
なんでそうなったのか??の原因追求も大事かもしれないけど、なってしまったものは仕方ない。治すことに専念しよう!っていう患者さん自身の精神的エネルギーの方向性も大切ですね( ^ω^ )
自分たちは道しるべ、案内役、ナビゲーション役ですから、いかに伝えるかってのが大事なんでしょう。